「ほじょ犬の日」当事者訴え 施設への受け入れ義務化20年も進まぬ理解|TBS NEWS DIG
きょうは「ほじょ犬の日」です。病院や飲食店などでの受け入れは法律で義務付けられていますが受け入れ拒否が相次いでいます。
聴覚障害のある松本さん。暮らしを支えるパートナー、聴導犬のチャンプ君と国会を訪れました。
聴覚障害のある 松本江理さん
「私が聞こえなくても、音が起こったときこの子が教えてくれるから大丈夫って思える。音を教えていないときも私にとってはとても大事な存在です」
病院や飲食店で盲導犬など補助犬の受け入れを義務付けた法律の成立からきょうで21年を迎え、現状の課題を話し合う会議が開かれました。
ある調査では、盲導犬ユーザーのおよそ半数が、飲食店などで受け入れ拒否を経験したと回答しています。
視覚障害のある 大石亜矢子さん
「家族の付き添いであるとか、お見舞いであるとか、その辺は(病院を)選べない。体の一部である犬たちと一緒に院内を移動ができることを求めたい」
補助犬の啓発活動に取り組む田村元厚生労働大臣は「行政側から病院などへの周知を徹底する必要がある」と強調しました。
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