被爆者・サーロー節子さん「サミットは大きな失敗」(2023年5月22日)
核兵器廃絶を訴えている被爆者のサーロー節子さん(91)が広島市で会見し、「サミットは大きな失敗だった」と厳しく批判しました。
13歳の時に広島で被爆・サーロー節子さん:「広島まで来てこれだけしか書けないかと思うと胸がつぶれるような思いがしました。(今回のサミットは)大変な失敗だったと思います」
広島市で被爆し、今はカナダに住むサーロー節子さんはサミットの共同文書が核兵器禁止条約に触れていないとして、「怒りというか本当にびっくり仰天」と話しました。
そのうえで「本当に我々の体験したことを理解してくれたのか。それを聞きたかったが、分かち合ってくれなかった」とG7首脳や日本政府の対応に疑問を投げ掛けました。
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