今年初「猛暑日」危険な暑さに “熱中症予防シェルター”急きょ開設(2023年5月17日)
17日は全国295地点で真夏日になり、岐阜県揖斐川では35.1℃と今年初めて猛暑日を記録しました。この暑さで熱中症とみられる搬送も相次いでいます。
■今年初「猛暑日」危険な暑さに
最高気温34.1℃を記録した群馬県伊勢崎市。30℃を超える真夏日となったのは11日ぶり。今年一番の暑さです。
人が消えた駅前…。サーモグラフィーカメラで映してみると…。40℃を超えています。17日、関東で一番の気温となったのは群馬県神流町で34.8℃。5月の観測史上1位となりました。
岐阜県では全国で今年初めて35.1℃の猛暑日を記録。30℃以上の真夏日は295地点。25℃以上の夏日は700地点に及んでいます。うだるような暑さのなか、グラウンドゴルフを楽しむ人やノルディックウォーキングで運動する人も…。警戒が必要なのは熱中症です。
運動する人：「水分をいつも持って歩いている。ラジオ聞いていたら1時間に一回くらい200ccの水を取るようにと」
自治体も熱中症予防の新たな対策を導入しています。去年の夏に始めた「熱中症予防シェルター」。今年は伊勢崎市が所有する61の施設を急きょ1カ月半ほど前倒しして16日から開放しています。
■栃木も34℃超 市は“異例”注意喚起
隣の栃木県では30℃を超す炎天下で行列が…。日差しを避け車に避難する人も。猛暑に耐えてまで食べたいもの…。大人気のご当地ラーメン「佐野ラーメン」です。平日にもかかわらず、ランチタイムは最大で30分待ち。それでも熱々の佐野ラーメンを求めて人々が殺到…。店内も熱気むんむん。働く人たちも根を上げる暑さです。
佐野市では熱中症の注意喚起を当初の予定から2週間ほど前倒しして17日朝から始めています。予想最高気温34℃と書かれた看板を市役所の入り口に設置。公式キャラクター「さのまる」が熱中症の警戒レベルに応じて注意を呼び掛けています。
佐野市・金子裕市長：「市民はこの暑さに慣れていないことがあるので体調管理、水分補給を十二分に行ってほしい」
金子市長自ら、市民に訴えます…。
金子市長：「日焼けね、日焼けに気を付けて。きょうはものすごく痛いから暑さが」
市民：「誰も看病してくれる人がいないから、自分で頑張らなくちゃ」
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
