『体験×地元の物』が生み出す価値…森岡毅氏が手掛けるグランピング施設が神戸に誕生（2023年5月17日）
ＵＳＪ再生の立役者が神戸の六甲山に新たなグランピング施設をオープンしました。
（記者リポート）
「こちらのテラスからは宙に浮いてるような気持ちで神戸の街を一望することができます」
六甲山に新たに誕生したグランピング施設「ネイチャーライブ六甲」。テラス付きのコテージが５棟あり、料金は１泊２食付きで税込み４万円～（１室大人２人利用）です。運営するのは業績不振に陥っていたユニバーサル・スタジオ・ジャパンを再生させた森岡毅氏が代表を務める株式会社「刀」。現在は「ネスタリゾート神戸」なども手掛けています。
六甲山ではバブル期に建設された企業の保養施設などが次々と閉鎖されていて、新たな地域創生の手段としてグランピングに目をつけたといいます。
（刀 森岡毅社長）
「テーマパークのような大きな規模を持つことが難しい場合でも、この規模であればさまざまな地域でいろんなことができるんですね」
この施設で１番の魅力というのが、薪割りなど、インストラクターの指導の下で体験できる本格的なアウトドア体験です。さらに神戸牛の肉の塊を豪快に焼いたステーキなど地元の食材を使って料理をすることもできます。
（刀 森岡毅社長）
「本当に消費者が欲しいのは『体験』なんです。体験と（地元の）ものとを掛け算で組み合わせると、実はものすごく大きな価値が生まれて、それは人を動かす十分に強い魅力になるんです」
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