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「一升瓶が足りない」酒蔵ピンチ 「4万本分タンクに」出荷できず(2023年5月17日)
コロナ禍が明け需要が回復するなか、前代未聞の一升瓶不足で酒蔵がピンチを迎えています。
■「一升瓶が足りない」酒蔵ピンチ
日の丸醸造(秋田)ツイッター:「瓶が全く手に入らないので苦渋の決断。一部の貯蔵酒を空けて瓶を作っています」
酒類の需要が回復しつつあるなか起きた緊急事態。一升瓶が不足し、日本酒を出荷したくてもできない状況になっているといいます。一体、何が起きているのか。酒蔵を訪ねると…。
鍋店(なべだな)・大塚完社長:「ここが仕込み蔵。タンクがそれぞれ10本ずつ、合計30本並んでいる」
ここは約350年前に蔵を構え、日本酒「仁勇・不動」を作る老舗・鍋店。
仁勇など醸造「鍋店」・大塚完社長:「最後の仕込みがこれ。もうすぐアルコール度数もしっかり上がってきて、後は搾る工程を待っている状態」
冬ごろから続く酒造りの行程は一段落。ここから本格的な販売の時期を迎えます。その矢先のことでした。
仁勇など醸造「鍋店」・大塚完社長:「起きたことがない現象が起きている。酒に詰める瓶、ガラス瓶が足らなくなっている」
年間5000万本から6000万本で推移していた一升瓶の出荷本数。コロナ禍で居酒屋の売り上げが減少したことなどを受け、おととし約3900万本にまで急落しました。その後、コロナ禍が明けるにつれ需要は回復。酒蔵がこぞって日本酒造りに力を注ごうとしたなか、瓶不足は起きました。その原因は…。
仁勇など醸造「鍋店」・大塚完社長:「ガラス瓶会社が3社あるが、そのうち1社の工場が閉まって、一升瓶の供給も滞っている状態」
燃料費高騰などを受け、大手企業の工場が一升瓶の生産を停止したのです。こちらの酒造ではいち早く一升瓶などの確保に動いたため、今のところ在庫不足を免れています。
仁勇など醸造「鍋店」・大塚完社長:「昔はすぐ持ってきてくれたが、今はそんな状態ではない。多少の奪い合いは出てきていると思う」
■「4万本分タンクに」出荷できず
他の酒蔵も。
三浦酒造・三浦文仁専務:「一升瓶で4万本くらいのお酒が瓶詰めできずにいる。(瓶の)先行き2、3年続くのではという噂」
そこで力を入れているのが一升瓶の回収です。
三浦酒造・三浦文仁専務:「店頭で一升瓶の回収ステーションを設けていて、24時間、365日一升瓶を置けるスペースを作っている。まだ日本中の眠っている一升瓶がたくさんあると思うので、できるだけ回収して、リサイクルして、瓶不足を乗り切っていきたいと思う」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>



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