G7首脳宣言“制裁逃れ”に対抗 「台湾海峡の安定」など明記へ(2023年5月17日)
G7広島サミットの首脳宣言の原案が判明し、ウクライナ侵攻を続けるロシアについて、即時撤退を求めるとともに「ロシアによる核の威嚇は受け入れられない」と明記される方針です。
政府関係者によりますと首脳宣言では、ロシアを「最も強い言葉で非難する」とし、厳しい制裁を継続することを確認する方針です。
そのうえで、イランによるドローンの提供や中国の動きを念頭に「制裁を回避する試みに対抗する」と明記する方向で調整しています。
また、中国に対しては「責任ある行動を求める」としたうえで、台湾周辺での軍事的威圧を踏まえて「台湾海峡の平和と安定の重要性」を盛り込む方向で調整しています。
さらに、急速に普及する対話型AI(人工知能)「チャットGPT」などの世界初となる国際的なルール作りを「広島AIプロセス」として打ち出します。
各国で温度差もあるため、具体策は年内にまとめる方向で調整されています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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