五輪汚職事件 広告大手「ADKホールディングス」前社長に懲役2年求刑 (2023年5月16日)
東京オリンピック・パラリンピックを巡る汚職事件の裁判で、広告大手「ADKホールディングス」の前社長について、検察側は懲役2年を求刑しました。
ADKホールディングスの前社長・植野伸一被告(69)は大会スポンサーの契約業務を巡り、組織委員会の元理事・高橋治之被告(79)に1485万円の賄賂を渡した罪に問われています。
16日の裁判で、検察側は植野被告について「最終判断を下す必要不可欠な存在で最も重い責任がある」などと指摘し、懲役2年を求刑しました。
一方、弁護側は「高橋被告側への支払いについて謝礼の趣旨も含んでいるかもしれないと認識し、それでも構わないという程度の未必的な認識を有していたにすぎない」などと執行猶予付きの判決を求めました。
最後に植野被告は「世界最大のイベントと言えるオリンピックの場で国民の信頼を大きく損ねてしまい、深く反省しております」と謝罪しました。
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