LGBT法案どうなる?G7広島サミット前の国会提出へ…攻防続く 野党側は難色「当事者からみたらどうなのか、後退にみられると思う」|TBS NEWS DIG

LGBT法案どうなる?G7広島サミット前の国会提出へ…攻防続く 野党側は難色「当事者からみたらどうなのか、後退にみられると思う」|TBS NEWS DIG

LGBT法案どうなる?G7広島サミット前の国会提出へ…攻防続く 野党側は難色「当事者からみたらどうなのか、後退にみられると思う」|TBS NEWS DIG

G7広島サミットまであと4日。性的マイノリティへの理解を促す「LGBT理解増進法案」は、サミット前の国会提出に向けた攻防が続いています。

週末、G7広島サミットの会場を視察した岸田総理。今週金曜日に開幕が迫るなか、注目されるのは、性的マイノリティへの取り組みです。

議長国として日本政府は、去年のG7サミットの共同声明を踏襲する方向で検討しています。

2022年 G7首脳 共同声明
「性自認、性表現あるいは性的指向に関係なく、誰もが同じ機会を得て、差別や暴力から保護されることを確保する」

しかし、国内の法整備は一筋縄では進みません。

先週、自民党が了承した「LGBT理解増進法案」は、当初案の「差別は許されない」との文言が、「不当な差別はあってはならない」に変わるなど、保守派に配慮した修正がされました。

岸田総理
「LGBT理解増進法(案)についても、国会提出に向けて議論が進んでいます。政府として、緊張感を持って国会審議に臨み、丁寧な説明を尽くしてまいります」

与党は明日にも正式な党内手続きを終え、国会提出を目指しますが、会派を超えた賛同は得られるのでしょうか。

きょう午後には、超党派の「LGBT議員連盟」が、自民党案について話し合いました。

超党派“LGBT”議連会長 自民・岩屋毅 元防衛大臣
「修正部分についての厳しいご意見もありましたけれども、やっぱり物事を前に進めなきゃいけないという思いは、皆さん共有できている」

しかし、野党側は難色を示しています。

立憲民主党 西村智奈美 代表代行
「当事者の皆さんから見たらどうなのか、国民の皆さんから見たらどうなのか。やっぱり私は後退というふうに見られると思います」

サミットまで4日。ギリギリの攻防が続きます。

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