最大見せ場「宮入」沿道に大群衆 下町に戻った掛け声 4年ぶり神田祭(2023年5月14日)
新型コロナウイルスの影響で4年ぶりに開催された神田祭は最大の見せ場「宮入」を迎え、大観衆が見守るなか、下町に威勢の良い掛け声が戻ってきました。
■沿道に大群衆 下町に戻った掛け声
勇ましい掛け声とともに境内に入る神輿(みこし)。熱気は最高潮に達しました。「神田祭」最大の見せ場「神輿の宮入」です。4年ぶりの祭りを一目見ようと、街は大混雑。東京・秋葉原の電気街も見たことがないようなにぎわいです。ビルの階段から身を乗り出してカメラを構える人も…。
地元の人:「地元なので人が集まるのはうれしいこと」
埼玉から来た家族:「待ちに待った感じがして、意気込みとか気合を感じる」
なにより、この日を待ちわびていたのが…。
多町二丁目町会・田畑秀二会長:「わくわくしています」
担ぎ手の皆さんです。
担ぎ手:「安全に楽しく行きましょう」
祭りには108の町会が参加。約200基の神輿が同時多発的に町を練り歩き、神田明神を目指します。マスクの必要もなく、声は腹の底から。アフターコロナを感じさせます。
オランダからの観光客:「カラフルで面白いね」「すごくきれい。驚いたわ」「この通りで偶然、神輿に鉢合わせたんだ」
■11歳が初の女みこし「声出し大変」
華やかな声も響きました。男子禁制の神輿です。レディファーストなのか、町会の先頭を引っ張ります。少女の恵裡華さん(11)には並々ならぬ思いが…。
恵裡華さんの母:「やる気満々。この子が大人神輿(の参加が)初めてなので」
恵裡華さん:「声を出すのが一番大変。初めてだから恥ずかしいところもある、やりたいところもある」
小学6年の恵裡華さんが念願の大人神輿デビュー。大人に負けずしっかり担ぐことができました。
恵裡華さん:「楽しかった。(掛け声を)出せた、『さぁ!』って。喉が痛くなるから、ずっと言っているとちょっとつらい」
■熱気は最高潮!身動きできない混雑
そして、祭りはついにクライマックスに。境内は身動きが取れないほど混雑し、大盛り上がりです。コロナ禍を乗り越え、4年ぶりに復活した神田祭。
多町二丁目町会・田畑秀二会長:「しっかりとやってくれました。本当に立派に宮入ができたと思います。本当にありがたいです」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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