新型コロナ巡るきょうの動き 大阪“緊急事態”要請の判断は(2022年2月14日)

新型コロナ巡るきょうの動き 大阪“緊急事態”要請の判断は(2022年2月14日)

新型コロナ巡るきょうの動き 大阪“緊急事態”要請の判断は(2022年2月14日)

 新型コロナウイルスの東京の新たな感染者は1万334人でした。そんななか、13都県では14日から3週間の「まん延防止」延長期間に入りました。

 愛知県の大村知事が国の対応への不満を口にしました。

 愛知県・大村秀章知事:「国の対策対応は後手後手に回っていると言わざるを得ないと思う。ワクチンしかり、薬しかり。水際対策、検疫体制しかり。検査キットしかり」

 3回目のワクチン。

 全日空と日本航空では14日から職域接種を本格的に開始しました。

 ただ、国全体の3回目のワクチン接種率は、まだまだ低く9.4%です。

 政府は一日100万回という目標を掲げましたが・・・。

 立憲民主党・長妻昭衆院議員:「今月中に何人を目標として打つのか」

 後藤茂之厚生労働大臣:「今の段階で2月にどのくらいが打てるかという質問については、努力をしているというふうに申し上げさせて頂きます」

 東京都では14日、新たに1万334人の感染が確認され、6日連続で前の週の同じ曜日を下回りました。

 ただ、検査の陽性率は41.2%と過去最高で、検査をすれば陽性となる人が水面下に多くいる可能性があります。

 21の道府県では6日後にまん延防止措置の期限を迎えます。

 特に大阪府は重症病床の実質的な使用率が、府が緊急事態宣言の要請を判断する40%に迫っています。

 吉村知事は14日中に判断するとしていましたが・・・。

 大阪府・吉村洋文知事:「この直近1週間を見ると、(前週比)0.92倍と減少傾向も見られるという状況になっている。緊急事態宣言を要請するかどうかについては感染状況をもう少し見極めたうえで判断したい」

 大阪府の新規感染者は7997人。先週月曜日より1011人減りました。

 陽性率は東京より高い49.1%で、やはり捉えきれていない感染者が数多くいる可能性があります。

 保健所業務が逼迫(ひっぱく)しているとして、府は感染者の状態把握のための連絡をさらに絞り込むとしています。

 大阪府・吉村洋文知事:「健康観察を行う対象を今、40歳以上としているところを65歳以上と致します。高齢者を対象と致します」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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