中国が「孔子学院」を日本に13校設置 文科省「透明性の確保が必要」(2023年5月12日)
政府は中国政府が海外での中国語教育のために設置している「孔子学院」について、日本国内に少なくとも13校設置されているとする答弁書を閣議決定しました。
孔子学院は中国政府が出資し、中国語や中国文化の普及を目的として世界各国に設置されていますが、中国の宣伝機関だとして欧米諸国を中心に問題が指摘され、一部で閉鎖されています。
12日に閣議決定された答弁書では、2023年4月時点で早稲田大学や立命館大学など日本に少なくとも13校が設置されていることを確認したということです。
法律に規定されている学校や専修学校などに該当しないため、設置に関する規則はないと説明しています。
一方で、文部科学省では透明性を確保する必要があるとして、運営などに関する情報を公開するよう働き掛けているということです。
また、法律違反があると認められる場合には適切に対応すると答弁しました。
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