「五山の送り火の景観変わる」住宅建設計画に地元が異議…京都市と地元住民が話し合い(2023年5月12日)
五山の送り火の景観問題で京都市が地元住民と話し合いました。
京都の夏の風物詩・五山の送り火。「鳥居形」の点火場所近くにある京都市右京区の更地に住宅10戸を建設する計画があり、京都市が開発許可を出しています。これに対して地元住民らは、近場からの景観が変わってしまうとして、開発許可の見直しなどを5月11日に市に要望していました。
そこで5月12日には京都市と地元住民らが直接話し合う機会が設けられました。
(地元住民)
「最初の段階で住民との調整・相談がなにもなかった。いきなり許可下りました、工事します。これはあまりにも乱暴すぎる」
「敵対するような関係ではなくて、市としてどういう指導ができるのか、どう進めていったらいいかということをもうちょっと考えて示して」
京都市は、地元住民らへの事前の説明不足を認めた一方で、「許可の撤回は現時点では考えていない」としました。その上で次のように話しました。
(京都市の担当者)
「事業者側には今聞いたような皆さんのお気持ちを我々から伝えて、何かできることがないのかという働きかけをして、折り合いの点を見つけましょうよ、ということはできます」
この問題、果たして決着は見られるのでしょうか。
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