「突き放された気がして憤り」“同性婚を認めないのは合憲”判決にカップルらが控訴(2022年6月30日)

「突き放された気がして憤り」“同性婚を認めないのは合憲”判決にカップルらが控訴(2022年6月30日)

「突き放された気がして憤り」“同性婚を認めないのは合憲”判決にカップルらが控訴(2022年6月30日)

同性カップルらが法律上結婚が認められないことを争っている裁判で、6月に大阪地裁が原告らの訴えを退ける判決を言い渡したことに対して、6月30日に原告側が控訴しました。

 香川県や京都府などに住む同性カップル3組は、「民法や戸籍法などで同性婚が認められないのは憲法に違反する」として、国に対して1人あたり100万円の損害賠償を求めていましたが、6月20日の判決で大阪地裁は「同性婚は議論の過程にあり憲法に違反するとは直ちに認められない」として原告らの訴えを退けました。

 弁護団によりますと「同性カップルの現状について理解していない」などと判決を不服として、6月30日に原告が控訴したということです。

 (原告 川田有希さん)
 「全くもって人権をないがしろにして、なおかつそれを立法府、国会に全て委ねて私たちは全部知りませんと突き放されたような気がして憤りを感じています」

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