神戸5人殺傷“心神喪失状態の疑い” 1審無罪の男性被告 控訴審(2023年5月12日)
神戸市で2017年、祖父母ら男女5人を殺傷したなどの罪に問われ、1審で「心神喪失状態だった疑いが残る」として無罪判決を受けた男性被告の控訴審が大阪高裁で始まりました。
男性被告(32)は2017年7月、神戸市北区で祖父母(ともに当時83歳)と近所の女性(当時79歳)を殺害し、母親と近所の女性に大けがをさせた殺人と殺人未遂などの罪に問われています。
1審では被告の責任能力が争点となり、神戸地裁は「心神喪失状態だった疑いが残る」として、無罪判決を言い渡しました。
検察が控訴し、12日始まった控訴審では医師への証人尋問がありました。
医師は「被告は自らの妄想などを一定程度コントロールできた」と述べ、「障害の影響は圧倒的ではないと考えられる」と証言しました。
12日午後には、弁護側による反対尋問が予定されています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く