「1時間くらい殴り続けた」泉佐野市の女性殺害で逮捕の男が供述 死因は出血性ショック、全身に打撲痕
9日、大阪府泉佐野市で18歳の女性が死亡し、交際相手の男が逮捕された事件で、男が「女性を1時間くらい殴り続けた」と供述していることが分かりました。
古井林太郎記者「午前8時48分です。山中容疑者が警察署から出てきました。身柄を検察庁へと送られます」
11日、殺人の疑いで送検されたのは自営業の山中元稀(げんき)容疑者(22)。交際相手の立花花華さん(18)を殺害した疑いが持たれています。
櫻茜理記者「現場は閑静な住宅街です。女性はベッドの上で倒れていたということです」
事件が発覚したのは9日。山中容疑者からの119番通報でした。
「帰宅したら立花さんが冷たくなっていて、呼吸もしていない」
立花さんは全身にあざや傷があり、ベッドであおむけに倒れていて、その場で死亡が確認されました。
警察は、山中容疑者が「前日にけんかになり、殴った」と話したことなどから逮捕しました。
その後の調べに山中容疑者は……。
「口論になり、立花さんが刃物を持ち出したので、止めようとして10発から20発くらい殴った」
一方、こうも供述しています。
「1時間以上殴り続けた」
司法解剖の結果、立花さんの死因は出血性ショックで、全身に打撲の痕があったということです。
また、山中容疑者は過去にも同居していた別の女性に暴力をふるっていたとみられ、同じアパートの住人が大きな声や音を度々耳にしていました。
友人が山中容疑者の隣人だったという男性
「横がうるさいっていうのをずっと聞いていました。夜中、女の人の叫び声とかよく聞こえていて、男の人がよく怒鳴っていると言っていました。たぶん殴られたりもしているんですよ。そんな音が聞こえている」
警察は山中容疑者が執ように暴行したとみて、詳しく調べています。
コメントを書く