「ロシアの崩壊を求めている」プーチン大統領が欧米非難、ウクライナ侵攻を正当化 戦勝記念日の演説の中で|TBS NEWS DIG
第二次世界大戦の対ドイツ戦勝記念日の式典で演説を行ったロシアのプーチン大統領。ウクライナ侵攻が長期化するなか、何を語ったのでしょうか。
首都モスクワでは日本時間午後4時ごろから対ドイツ戦勝記念パレードが行われました。
ウクライナの大規模な反転攻勢が近く始まると指摘されるなか、プーチン大統領は10分近く演説、欧米非難を続け、ウクライナ侵攻を正当化しました。
プーチン大統領
「今日、われわれは節目の時になります。我々に対して、真の戦いが、真の戦争が行われています。しかし、私たちは必ず自国の安全を確保します。ロシアに対する新しい攻撃を準備しようとしている人がいました。ナチスを集めた人がいました。彼らの目的は、我々の国を破壊することです。第二次世界大戦の結果を抹消する事です。国際法の全てを抹消する事です。これはまさに、ウクライナ国民の悲劇です。彼らはこういった西側諸国によるクーデターの犠牲になりました」
プーチン大統領は先ほどの演説で、「われわれの祖国に対して新たな本物の戦争が開始された」と表明。「西側諸国はロシアの崩壊を求めている」と主張し、そのうえで「我々はドンバスの住民を守り、我々の国の安全を確保する」として、改めてウクライナ侵攻を正当化しています。
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