天安門事件追悼「恥辱の塔」、解体済みも香港警察が押収 国家安全維持法に関連|TBS NEWS DIG
かつて香港大学にあり、おととし解体された天安門事件の犠牲者を追悼する像、「恥辱の塔」を、警察が押収したと香港メディアが伝えました。
「恥辱の塔」は、苦痛に顔をゆがめた人々が折り重なる姿を表現した高さ8メートルの像です。
1989年に中国で起きた天安門事件の犠牲者を追悼するため、香港大学に展示されていましたが、おととし、法律に抵触する可能性があるとして、大学側が解体・撤去しました。香港メディアによりますと、5日、警察は、大学敷地内のコンテナから解体された「恥辱の塔」を押収しました。
香港警察は、国家安全維持法の「政権転覆を扇動する罪」に関係すると説明しているということです。
香港では、国家安全維持法により、反政府的な政治活動や言論への取り締まりが強化され、天安門事件の追悼イベントも、おととしから2年連続で開催されていません。
▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://ift.tt/4rtQ9f2
▼チャンネル登録をお願いします!
http://www.youtube.com/channel/UC6AG81pAkf6Lbi_1VC5NmPA?sub_confirmation=1
▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」
https://ift.tt/MdeDh9r
▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」
https://ift.tt/8CDQYeb
コメントを書く