「買い物する楽しさを」ネットとリアル体験が融合“すべて試せる”コスメ店の新戦略(2023年5月4日)
東京・原宿にある、化粧品の口コミサイトなどを手掛ける“アジア最大級”のコスメショップ『@cosmeTOKYO』に注目が集まっています。
下村彩里アナウンサー:「壁一面に化粧品が並んでますね。口コミで上位になったランキング。『旬顔になれる名品パレット』。情報量もいっぱいです」
最大の売りは「テスター(お試し)」です。デパートなどで展開する“高級”ブランドから、ドラッグストアでも買える“お手軽”コスメまで、業界でも異例と言える品揃えを実現。約600ブランドの2万アイテム、ほぼ全てがお試し可能です。
化粧品のお試しと言えば、この3年間、接触を避けるため、取りやめていた所も多くありました。
女性:「コロナ禍で(テスターが)使えなかったので、緩和されて使えるようになってうれしい」「1万円以上するものは、自分に合うか試して買うのを決める。失敗したくない」
19歳の専門学生2人も、高級ブランドのコーナーでお試し中です。
専門学生:「ネットとかでユーチューバーを見て、感覚で買っていたんですけど、手に付けてどんなのか見たかったけど(コロナ禍は)見られなかったので、ありがたいです」
お次は、韓国コスメのコーナー。
専門学生:「私が欲しいって言ったやつ」「めっちゃ白くなった」
かと思えば、また、先ほどの高級ブランドへ。
専門学生:「めっちゃ迷ってる。これを買うか。キラッキラだよね」
吟味すること2時間、ようやくレジへ向かった2人。お会計は約1万9000円でした。
専門学生:「買いすぎちゃったけど、まぁご褒美」「気分上げて、これからマスクなしを楽しみたい」
コロナ禍で伸びた、ネットショッピングなどの新たな消費スタイル。それでも根強くあった「見て、触れて、納得したうえで購入したい」という期待に応えている点が、ポストコロナの今、受けているようです。
『アットコスメトーキョー』野田智子さん:「SNSで新しい商品に出会っても、すぐに買うかというと、なかなかそうはならない。情報を得た後に実際に触れて、試して自分で確かめて。お店に行きづらい期間が続いたからこそ、リアルで買い物することの楽しさを感じていると思う」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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