【GW混雑】きょう下りがピーク…行楽地で4年ぶりにぎわい(2023年5月3日)

【GW混雑】きょう下りがピーク…行楽地で4年ぶりにぎわい(2023年5月3日)

【GW混雑】きょう下りがピーク…行楽地で4年ぶりにぎわい(2023年5月3日)

 ゴールデンウィーク後半戦。国内の交通機関は3日に下りの混雑のピークを迎えました。東京駅の新幹線のホームは多くの人であふれ、プラカードを持った係員が乗車列の整理にあたる姿もみられました。

■GW混雑 高速一時50キロ超の渋滞

 ゴールデンウィークの後半戦。お出掛けの高揚感とともに、高速道路の長い渋滞が4年ぶりに戻ってきました。

 日本道路交通情報センターによりますと、午前中に下りが渋滞のピークを迎え、関越自動車道が花園インターチェンジ付近から最大54キロ、東名高速道路で伊勢原ジャンクションを先頭に40キロ、中央自動車道は藤野パーキングエリア付近で41キロ、東北自動車道も羽生パーキングエリアから43キロなどとなっています。

 また、愛知県と兵庫県を結ぶ名神高速道路でも観光や帰省する車で大渋滞。滋賀県にある大津インターチェンジ付近では追突事故が発生していました。

 混雑は5日ごろまで続くとみられ、高速道路各社は渋滞緩和のため「必要以上にブレーキを踏まない」などと呼び掛けています。

■新幹線ホームに行列“指定席が満席”

 一方、新幹線や特急などの乗客で駅も大混雑。朝から大きな荷物を手にした人たちが行き交い、ホームではプラカードを手にした係員が列を整理するため声を張り上げていました。

 新幹線は東海、山陽、東北、上越、北陸などで午前中から下り列車の一部は指定席が満席。JR各社では帰省客らがUターンする上りの混雑が6日にピークになると見込んでいます。

■羽田空港に長蛇の列 きょう下りピーク

 そして、空の便。羽田空港も3日は人の動きが一気に増え、レジャー需要などの回復がみられています。

 5月でも温暖な気候の沖縄は大人気ですが、この時期、過ごしやすいと観光客が多いのが北海道です。

 また、関西空港では海外へ向かう人でロビーが長蛇の列。「コロナ明け」ムードが高まっていました。

■早くも海開き 潮干狩りも混雑

 本州で最も早い海開き。海での安全を祈る神事が厳かに執り行われました。その裏では水着で待機する人々の姿が…。なぜか仮装した人たちも、そのまま海へダイブ。

 ゴールデンウィーク本番、日本全国が熱気に包まれました。

 東京・新大久保も近場で韓国気分を味わえるとあって韓流ファンが殺到しました。実際に歩いてみると、ところどころで前がつっかえる混雑ぶり。

 千葉県の潮干狩りも大にぎわいです。

 福島県いわき市の有名観光地「スパリゾートハワイアンズ」は観光客が去年の10%増しの見込み。

 北海道旭川市の動物園、鳥取砂丘もコロナ以前の盛り上がりを取り戻しつつあります。それもそのはず、今年はコロナの影響がほとんどない状態で迎える4年ぶりのゴールデンウィークなのです。

■動物園も大混雑 恒例レースも

 同じく4年ぶりの開催となったのは和歌山県すさみ町の恒例行事「イノブタダービー」。有名人の名前が付けられたイノブタたちが激走します。ところが、ゲートが開いてもなかなか走り出しません。

 子どもが誘導しながらの文字通り“泥仕合”です。激戦を制したのはメジャーリーグで唯一無二の活躍を続ける大谷翔平選手と同じ名前のイノブタでした。

■先頭は3週間近く前?お目当ては

 そんななか、一味違った盛り上がりを見せる地域も。200人以上の長い行列。先頭の人が並び始めたのは…。

 東京から来た人:「4月14日です」「(Q.だいぶ早いが、なぜ?)なぜって言われると困るけど、一番を取りたかったからかな」

 なんと3週間近く前。近くのホテルから一日3回、様子を見ながらの長丁場。そのお目当ては「こけし」です。国内外186人の職人が作った786点のこけしがずらっと並びました。

 展示された作品のほとんどが購入できるというイベント。先頭の男性は伝統的な形のこけしを2本購入したということです。

■高額賞金!ツチノコ探し復活

 岐阜県東白川村でも4年ぶりに名物イベントが復活。未確認生物「ツチノコ」探し。捕獲賞金131万円を手に入れるため、村の人口を上回る約2500人が全国から集まりました。参加者が何やらニョロニョロした生物を捕獲。その正体はマムシでした。残念ながら、まだツチノコは発見されていません。

■奈良「世界遺産」に行列 外国人も

 世界遺産である奈良の春日大社には朝から参拝客が大行列。外国人の姿も戻っていました。

 イギリスの旅行番組の撮影クルーは、わざわざ撮影したいものがあって春日大社を選んだといいます。それが、どこまでも餌(えさ)に貪欲なシカ。

 英の旅行番組スタッフ、マークさん:「色々、神社は行ったけど、ここはシカがいるってことで、ここのシカはお辞儀するんですよ。イギリスのシカはお辞儀しないので、すごく珍しいです」

 しかし、動物相手の撮影はなかなかうまくはいきません。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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