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米訪問の韓国大統領…晩餐会で“熱唱”の裏話 マスク氏とも会談…狙いは“宇宙”(2023年5月1日)
アメリカを訪問していた韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が、晩餐(ばんさん)会で熱唱した裏話が明らかになり話題となっている。その尹大統領は、イーロン・マスク氏とも会談。この会談で、韓国側が望んでいたものとは…。
■核開発進める“北朝鮮”対策も
韓国の大統領としては、12年ぶりに国賓として訪米した尹大統領。
先月27日に行ったアメリカ連邦議会での演説では、高まる北朝鮮の核の脅威について言及した。
尹大統領:「北朝鮮の核開発と挑発は、朝鮮半島とその周辺の平和に深刻な脅威を与えています。その無謀な行動を抑止するために、同盟は決意を持って団結しなければなりません」
こうした米韓の姿勢に対し、北朝鮮は金与正(キム・ヨジョン)氏の談話を発表。米韓首脳会談後にバイデン大統領が「北朝鮮が核を使えば政権は終焉(しゅうえん)する」と発言したことについて酷評した。
北朝鮮 金与正氏(朝鮮中央通信 先月28日):「(バイデン大統領の)残りの任期を耐えるのも負担な老いぼれの妄言」
■尹大統領…晩餐会で“熱唱”の裏話
尹大統領、5泊7日の訪米。その中で注目は、先月26日に開かれたホワイトハウスでの晩餐会だ。
ここで、バイデン大統領から尹大統領にまさかのリクエストが…。
バイデン大統領:「あなたが歌うのをぜひ聴いてみたい」
尹大統領:「A LONG LONG TIME AGO」
尹大統領がマイクを握り、熱唱したのは1970年代の名曲「アメリカン・パイ」だ。
その後、韓国大統領室が、この熱唱に関する裏話を明らかにした。
韓国大統領室(中央日報 先月29日):「バイデン大統領が突然、尹大統領に歌を求めてきたので、やや当惑する側面があったが、晩餐会の出席者が韓米同盟を後押しする支持者であり、バイデン夫妻が晩餐会に注いだ努力をよく知っているので、拒否できず一部を歌った」
■マスク氏が“反応”「聴いてほしい」
この熱唱に反応したのが、テスラのイーロン・マスクCEO。ツイッターで「聴いてほしい」とコメントを付けた。
実は、尹大統領が熱唱する前に、この2人は面会をした。
この場で尹大統領は、テスラ社が所有する電気自動車のバッテリー工場「ギガファクトリー」の韓国への誘致をアピール。敷地・人材・税制優遇など、積極的に支援すると伝えた。
テスラ イーロン・マスクCEO:「韓国はギガファクトリーの候補地として非常に興味深く、依然として最優先候補国の一つ。韓国を訪れる機会があるでしょう」
■利権争い?宇宙分野の発展急ぐ韓国
このマスク氏との会談で尹大統領は、宇宙分野における望みもあったようだ。
韓国メディアによると、尹大統領は先月26日、マスク氏との会談で「宇宙産業発展のためにスペースXとの協力が一層拡大することを希望する」と、マスク氏が率いる宇宙企業スペースXについて言及したという。
また、尹大統領はこの会談の前の日に、NASAゴダード宇宙飛行センターを訪れ、アメリカ国家宇宙会議の議長を兼任しているハリス副大統領と共同会見し、韓国版NASAとなるKASAの設立を進めていることを紹介し、「韓米の宇宙協力をKASAとNASAを通じ、宇宙同盟へと一層堅固にしていく」と発言したそうだ。
宇宙産業の発展につながる動きを見せる韓国だが、その背景には、宇宙開発競争で後れを取っている現状があるようだ。
韓国の対外経済政策研究院によると、韓国の宇宙開発予算規模は、2020年時点でおよそ982億円、日本はおよそ4520億円。アメリカはというと、およそ6兆4860億円で、韓国が宇宙開発に他国よりも力を入れてこなかったことが見て取れる。
そこで尹政権は他国との差を埋めるため去年11月、「未来宇宙経済ロードマップ」を公開した。
韓国大統領府によると、5年以内に月に飛べる独自のロケットエンジンを開発し、2032年には月に着陸して資源の採掘を始め、2045年には火星に着陸するとした。
朝鮮日報によると、この目標の実現に向け韓国政府は2027年までに宇宙分野の年間投資額を今の2倍に当たる1兆5000億ウォン、日本円でおよそ1500億円に引き上げるとしているようだ。
韓国の宇宙産業に詳しいアジア・太平洋総合研究センターの松田侑奈氏は「例えば月の砂は、酸素、水、金属の原料となり得る可能性があり、先進国はそういった利権を狙って月への進出を狙っている」とし、尹政権はいまだ手つかずの宇宙で新しい価値を創出していきたいのではと分析している。
また、宇宙分野の発展によって生まれる外交や安全保障などで、メリットにも期待しているのではと推測している。
(「大下容子ワイド!スクランブル」2023年5月1日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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