最大9連休GW初日 国際線予約は“倍増”列車“満席”観光地にぎわい(2023年4月29日)

最大9連休GW初日 国際線予約は“倍増”列車“満席”観光地にぎわい(2023年4月29日)

最大9連休GW初日 国際線予約は“倍増”列車“満席”観光地にぎわい(2023年4月29日)

 来月の1日、2日を休めば最大で9連休というゴールデンウィークが始まりました。行楽地に向かう人や帰省する人たちで、交通機関はさっそく29日朝から混雑しています。まずは高速道路です。下りの渋滞のピークは来月3日の予想ですが、東名高速や東北道で一時、およそ20キロの渋滞が発生しました。東海道新幹線も29日朝から下りを中心に混雑していて、自由席の乗車率が100%となった東京発の列車もあります。さらに、空の便は29日が出国のピークです。国際線の予約数は日本航空、全日空ともに去年のゴールデンウィークの2倍以上となっています。コロナ前の日常が本格的に戻ってきて迎えたゴールデンウィーク初日、全国各地の観光地は大変なにぎわいです。

■最大9連休GW 29日出国ピーク

 最大で9連休となる今年のゴールデンウィーク。水際対策も前倒しで撤廃され、海外で過ごす人たちの出国は29日、ピークを迎えました。成田空港からはおよそ3万5000人が出発。国際線の手荷物カウンターには長い行列ができていました。

 韓国へ行く人:「久しぶりで4年前くらいに韓国に行ってから、行けなかったので行きたいなって」

 3年前、外出自粛が求められていたなかでのゴールデンウィーク初日の様子は人がまばらでがらんとした雰囲気でしたが…。4年ぶりの出国ラッシュ。成田空港によりますと、期間中に去年の7倍のおよそ30万人が海外に向けて出発する見込みだといいます。

 ロサンゼルスへ行く人:「ロサンゼルスまで行きます」「(Q.海外旅行はどれくらいぶりですか?)3、4年ぶりです」

■コロナ前の活気 観光地にぎわい

 国内の観光地もにぎわいが帰ってきそうです。

 帰省する人:「(Q.今からどこに行きますか?)香川」「おばあちゃんに会いに行くんだよね」

 宮城県加美町では、室町時代から伝わる「火伏せの虎舞」が4年ぶりに披露されました。「火伏せの虎舞」は650年以上前から続き、春先の強風で大きな火事が多かったこの地区で、虎の威を借りて風を鎮めようと奉納したのが始まりとされています。

 小倉城の体験イベントで使われている兜(かぶと)は、エンゼルスの大谷翔平選手らがホームラン後に行うパフォーマンスのものと同じ製造元で、朝から子連れ客などが兜をかぶりました。

 29日はあいにくの雨となった佐賀県有田町。毎年恒例の「有田陶器市」が行われ、多くの観光客でにぎわっていました。

 「有田陶器市」を訪れた人:「(Q.きょうはどちらから?)島原(長崎県)。毎年、来とったんですけれど、コロナで久しぶりに来ました。奥様(妻)のお皿を…」

 期間中は120万人の人出が見込まれています。

■幕張メッセや“スラダン”あの踏切が

 今年のゴールデンウィークは“インバウンド復活”が期待されています。

 フランス人の観光客:「(Q.どちらから?)フランス」「(Q.京都はいかがですか?)とても伝統的な街です。日本を感じる。雰囲気はとてもおもしろい」

 期待は首都圏にも。

 フェスイベントが行われている幕張メッセでは朝早くから大行列ができました。フェスイベントは29日と30日の2日間行われます。

 神奈川県では人気が復活した場所も…。鎌倉市にある江ノ島電鉄の踏切では今年、大ヒットしたスラムダンクの映画の影響で、「聖地巡礼」スポットとして人気が再燃していました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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