25歳で知事選立候補も不受理 年齢引き下げの壁は?(2023年4月25日)

25歳で知事選立候補も不受理 年齢引き下げの壁は?(2023年4月25日)

25歳で知事選立候補も不受理 年齢引き下げの壁は?(2023年4月25日)

 統一地方選では20代の候補が相次ぎましたが、25日のコメンテーターの能條桃子さんは神奈川県知事選に立候補届を出しましたが、年齢を理由に受理されませんでした。

 先日、幕を閉じた統一地方選。兵庫・芦屋市では史上最年少26歳の市長が誕生しました。

 芦屋市長選・高島崚輔氏:「正直、最初は26歳、大丈夫かと思っている方が多かったと思うんです。でもそこを信じて応援してくださった方々がいたからこそここまで来られたので」

 各地の市議会議員選挙でも立候補できる年齢になったばかりの25歳での当選が相次ぎました。

 若い世代の活躍が目立った今回の統一地方選。そんななか、もう一人注目された25歳が…。

 能條桃子さん(25):「デンマークに留学してたんですけど、その時21歳の国会議員とかが生まれていた。そういうのを見ていると日本って本当におじさんばかりだと政治家の顔を見て思った」

 アベプラコメンテーター・能條桃子さん。若者の政治参加を推進する彼女は…。

 県知事の立候補条件は「満30歳以上であること」。当然、25歳の能條さんの届け出は受理されませんでした。でもなぜ、条件を知っていながら立候補届を出すことにしたのでしょうか。

 実はこれ、能條さんが参加する「立候補年齢を引き下げるためのプロジェクト」の一環。年齢を理由に受理されなかったことを国に提訴することで、最終的に立候補年齢引き下げを目指すといいます。

 これに対して、松野官房長官は…。

 松野官房長官:「(Q.被選挙権年齢に達していない若者があえて立候補届を提出する動き、年齢引き下げについてどうお考えに?)被選挙権年齢のあり方については、民主主義の土台である選挙制度の根幹に関わる事柄であることから、各党・各会派でご議論いただくべき事柄であると考えている」

 過去、立憲民主党などが被選挙権年齢を引き下げようと法案を提出しましたが、いまだその実現には至っていません。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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