JR福知山線事故から18年 107人死亡 「受け入れられない」 (2023年4月25日)
兵庫県尼崎市でJR福知山線の車両が脱線し107人が死亡した事故から、25日で18年です。事故現場では、追悼の祈りが捧げられました。
(瀧尾春紀記者報告)
「慰霊式」は線路を挟んで向こう側にある追悼施設・「祈りの杜」で営まれ、遺族やけがをした人、JR西日本の関係者ら285人が参列し献花や黙祷(もくとう)が捧げられました。
事故があった午前9時18分には、列車が衝突したマンションに祈りを捧げたり、現場を通過する列車内で手を合わせる人の姿が見られました。
次男・昌毅さん(当時18)を亡くした上田弘志さん(68):「18年経ってもなんで亡くなったのかというのが分からない、受け入れられない」
長女・中村道子さん(当時40)を亡くした藤崎光子さん(83):「JRが安全な会社になってほしい。それまでは死ねないという思いでいます」
JR西日本は社員の若返りが進み、6割余りが事故後に入社した社員です。
今後は風化防止とともに、事故の教訓の継承が課題です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く