「当然気づいてあげるべき距離」水泳教室で5歳児死亡事故 当時プールサイドにいたコーチが当時の状況を説明|TBS NEWS DIG
おととい、富山県高岡市のフィットネスクラブのプールで、5歳の男の子が溺れて死亡した事故。子どもたちを監視をしていたコーチが、当時の状況を証言しました。
浮き具をつけて練習する子どもたち。亡くなったのは、こうしたまだ泳ぎに慣れていない子どもでした。
当時監視していたコーチ
「この距離で見たら(拓杜ちゃんを)、当然見える範囲。気づいてあげるべき距離ですけど、監視だけに集中していればよかった」
この事故はおととい、「オーパスフィットネスクラブ高岡」で富山県高岡市の保育園児・笠谷拓杜ちゃん(5)が、プールの底に沈んでいるのが見つかり死亡したもので、司法解剖の結果、死因は溺死でした。
事故が起きたのは、水泳教室の最後に行われる10分ほどの自由時間の最中でした。
プールではコーチ3人が監視。拓杜ちゃんはこのうちの1人に声をかけたといい、その様子を見ていたコーチは。
当時監視していたコーチ
「(声をかけられた)コーチは確認をとってから1回こっちに物を取りに行って、そこから戻ってきて、また元の位置に戻った。(Q.物を取りに行っている間に落ちた?)可能性がある」
監視カメラには拓杜ちゃんが飛び込んだあと沈んでいき、およそ5分間気づかれずにいた様子が映っていたということです。
さらに、事故当時は次のクラスの練習が控えていて、最大で50人ほどがプールサイドにいたといいます。
当時監視していたコーチ
「目の前のことなので、どうして気づいてあげられなかった。悔しくてしょうがない。危機感の問題だったと思う」
拓杜ちゃんの父親は「気持ちの整理がついておらず、いまは息子のことだけを考えたい」と話しました。
警察は、施設の安全管理体制に不備がなかったか調べを進めています。
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