「多数潜在・・・」“隠れ感染”に専門家が危機感 実態は?(2022年2月10日)

「多数潜在・・・」“隠れ感染”に専門家が危機感 実態は?(2022年2月10日)

「多数潜在・・・」“隠れ感染”に専門家が危機感 実態は?(2022年2月10日)

 東京では10日、新型コロナウイルスの新規陽性者が1万8891人と2日連続で前の週を下回りました。ただ、東京都医師会は陽性率が急激に上昇しているとして、隠れ感染者が多くいる可能性に言及。危機感をあらわにしています。

 東京など13都県に対する「まん延防止等重点措置」の延長が10日、正式に決定されます。延長期間は来月6日までの3週間。

東京都では10日、新たに1万8891人の新型コロナ感染が確認されました。

 ただ、検査が追い付かず、実態がつかみ切れていない可能性があります。

 東京都医師会・猪口正孝副会長:「7日間平均のPCR検査等の陽性率は前回の36.4%から39.7%となりました。陽性率は1月以降、急速に上昇しており、無症状や軽症で検査未実施の感染者が多数、潜在している状況が危惧されます」

 10日後にまん延防止措置の期限を迎える大阪府では、さらに陽性率が高く、7日間平均で47.4%。

 重症病床の実質的な使用率は34.2%で、府が緊急事態宣言を要請する40%に近付いています。

 大阪府・吉村洋文知事:「まん延防止措置の延長を要請するのか、あるいは緊急事態宣言を要請するのか、府としての判断は(来週)月曜日が期限だろう。ほとんどのエリアがまん延防止措置を延長しているわけですから、解除にはならないだろうとは思っています」

 大阪府では10日、1万2828人の新型コロナ感染が確認されています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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