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「情報開示の遅さ」指摘も…投稿を次々“削除”中国・北京で病院火災29人死亡(2023年4月19日)
中国・北京中心部の病院で18日、火災が発生しました。火は30分ほどで消し止められましたが、患者や職員など29人が亡くなりました。
病院には、血管性腫瘍などの重症患者が多く入院していて、亡くなった患者の平均年齢は70歳を超えていたといいます。
一夜明けた現場周辺には、物々しい雰囲気が漂っていました。
李志善記者:「火災のあった現場周辺です。無数の警察車両が配置されています」「2階建てのバスがたくさん置かれています。これは何か抗議活動などが起こった時に備えているとみられます」
警察出動に加えて、ここまでする理由は、インターネット上で「情報開示の遅さ」が指摘されていたからです。
というのも、18日昼に起きた火災を、市民が知ることになったのは、夜になってから。中国メディアによりますと、患者の家族にさえ、病院からの連絡はなく、夜に報道を見て知ったといいます。
病院への批判が行政に広がることだけは避けたい中国政府。ネット上の投稿は次々削除されていきました。これには、共産党系メディア『環球時報』の胡錫進前編集長も「今、見られるのは公式発表の文字情報だけ。これはあるべき姿ではない。もっと多くの情報を提供してほしい」と投稿するほど。しかし、その投稿は消され「事故はどうやって起きたか。これから、たくさんの情報が公表されると信じております」と、当局をフォローするかのような言葉が、加えられていました。
発生から丸一日経ち、ようやく開かれた、当局の会見。初期の調査結果として、内部の改装工事中に、可燃性の塗料に引火したことが、火災の原因と発表されました。院長や工事の責任者など、12人を拘束したことも発表されました。
会見は、集まったメディアが色々聞きたい、質問の時間でしたが、許されたのは2問だけでした。
当局の会見:「(Q.事故の後、患者と家族にどう慰問し対応したのか)事故発生後、直ちに市民対応チームを立ち上げました。(Q.被災者の捜索と消火活動を具体的にどう行ったか)総力をあげて複数のホースで、火災の延焼を全力で抑えました」
さらに、早く事態を収めたい中国政府。管轄下にある、病院を束ねる機関は、火災が起きた病院の会員資格などを取り消すと発表しました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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