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“過酷”地下生活…洞窟に1人で500日“実験参加” 登山家に起きた“変化” スペイン(2023年4月18日)
https://www.youtube.com/watch?v=asg7WWgVYdE
スペインの洞窟で隔離生活を送る実験を行っていた女性が14日、500日ぶりに太陽の下に姿を見せた。
過酷な地下生活によって、彼女の体に起きた変化とは?プロジェクトのプロデューサーを取材した。
■500日間 外の情報遮断…洞窟で生活
岩の間からひょっこりと顔を出し、拍手で迎えられたのは、スペイン人の登山家、ベアトリス・フラミニさん(50)だ。
フラミニさん:「1年半ぶりよ。祝杯のビール代は、誰が払うの?」
実は、彼女は500日の間外の情報を遮断し、1人で洞窟にこもって生活していたのだ。
フラミニさんが生活していたのは、地下70メートルにある岩がせり出した狭い空間だった。
フラミニさん:「時間が早く過ぎたり、遅くなったりするわけじゃないわ」
隔離生活が人に及ぼす影響について調べる実験に、体を張って参加したフラミニさん。このプロジェクトのプロデューサーに話を聞いた。
エレナ・メラさん:「今、ガソリンがいくらか知っている?と聞くと、彼女は『176円?』と答えました。とんでもない、今じゃ『250円よ』と教えました」
■“エリザベス女王死去”も知らず…
フラミニさんが洞窟に入った500日前は、ロシアがウクライナに侵攻する前だった。さらに…。
メラさん:「エリザベス女王死去のニュースももちろん知らず、『今はチャールズが国王なの?』と驚いていました」
洞窟ではワイヤーを使った運動をしたり、絵を描いたりと、地上で生活するかのように過ごしていたフラミニさん。
食料や水は、月に1回程度、スタッフが途中まで運び、フラミニさんが後で引き取る方法で、人との接触は一切なかった。
すると、時にはこんな場面もあった。
フラミニさん:「私、メモを忘れてしまった。なんてバカなんだろう、泣きたい」
■登山家「出たくありませんでした」
食料を引き取る場所へ来た時に、スタッフに渡すはずのメモを忘れたのを思い出し、泣いてしまったのだ。
メラさん:「本人に聞いてみたら、笑っていました。『確かにあの時は、気分が落ち込んでいたかも』と。あの環境で、気分の浮き沈みが出るのは当然です」
実験を終え、500日ぶりに帰還したフラミニさん。記者会見で「洞窟から出たいと思ったことはないか」との質問に対し、次のように答えた。
フラミニさん:「一度もありません。むしろ出たくありませんでした。私は楽しむために、そこにいたのです」
メラさん:「彼女は、洞窟の中にいるのは、とても楽しかったと言っています。でも、他人に勧めるかと言われたら…NO!」
■変化は? 500日間の洞窟生活終え
フラミニさんの地下生活は、時間感覚や脳波にどのような影響を与えるのかを調べる実験の一環だったが、最も大きな変化は時間感覚だ。
現地メディアによると、フラミニさんは太陽の光が遮断された環境で、時計など時間が分かるものは持っておらず、自分の感覚だけで65日までは数えてみたものの、時間感覚が失われて断念することになったという。
そして、BBCによると、フラミニさんは隔離生活を終える際、実際には500日が経過していたにもかかわらず、160日から180日の間ぐらいに感じていたという。
退屈な時間ほど長く感じるものだが、なぜフラミニさんは逆に短く感じたのだろうか?
メラさんによると、フラミニさんは洞窟の中で特定のサイクルで一日を過ごすようになったそうだ。
それは、72時間起きていて24時間寝るというサイクル。つまり、フラミニさんにとっての位置日というのは24時間ではなく、72時間プラス、24の4倍の96時間になっていたため、洞窟内にいた日数が少なく感じられたようだ。
(「大下容子ワイド!スクランブル」2023年4月18日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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