陸自ヘリ事故 残る3人の救助は…きょうも飽和潜水へ(2023年4月17日)
沖縄県の宮古島近くで起きた陸上自衛隊のヘリコプター事故で、自衛隊は17日も「飽和潜水」に向けた準備を行い、海底で発見された残る3人の救助に向け活動しています。
(濱元晋一郎記者報告)
現場周辺は晴れていて、波も穏やかです。
17日も朝早くから自衛隊の船3隻や海上保安庁の船が捜索しています。
2時間ほど前には、飽和潜水を行っている潜水艦救難艦の中央部分にブルーシートが掛けられるなど、隊員が慌ただしく作業をする様子も見られました。
政府関係者によりますと、16日に海底で発見された5人のうち、まだ救助のできていない3人について、「飽和潜水」のダイバーが海底の状況などを確認し救助方法などを検討しています。
状況によっては、機体の引き揚げとともに救助する可能性もあるということです。
また、自衛隊は掃海艇などの捜索態勢を維持していまだ発見されていない5人の捜索も行っています。
17日午前10時40分すぎには16日に死亡が確認された隊員2人を乗せたとみられるヘリが離陸したのも確認されました。
この後、家族と面会し、身元の特定が進められる予定です。
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