茶色い堆積物の正体は・・・福島第一原発1号機格納容器の内部映像を公開(2022年2月10日)

茶色い堆積物の正体は・・・福島第一原発1号機格納容器の内部映像を公開(2022年2月10日)

茶色い堆積物の正体は・・・福島第一原発1号機格納容器の内部映像を公開(2022年2月10日)

 東京電力は福島第一原発1号機の格納容器の内部映像を公開しました。

 8日に始まった調査では、役割の異なる6種類の水中ロボットを順次投入します。

 映像では、最初に投入されたロボットがロボットに接続するケーブルが障害物などに引っ掛からないよう、通り道に当たるリングを設置している様子が撮られています。

 また、厚さおよそ90センチほどの茶色い堆積物の姿も捉えていますが、東電によりますと、正体はまだ分からないということです。

 福島第一原発では、これまでの調査で2号機と3号機については底にたまった燃料デブリと見られる姿を確認しましたが、1号機についてはデブリの姿を捉えることはできていません。

 調査は本来なら先月12日に開始する予定でしたが、ロボットの不具合からおよそ1カ月遅れのスタートとなりました。
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