G20財務相会議が閉幕 共同声明の採択や議長総括は見送り(2023年4月14日)
アメリカ・ワシントンで開かれていたG20（主要20カ国の財務相・中央銀行総裁会議）は金融不安への取り組みなどを議論し、閉幕しましたが、共同声明の採択や議長総括は見送られました。
2日間にわたって開かれた会議では、金融不安への対応や景気減速の懸念が強まる世界経済などについて議論されました。
このなかで資金繰りに行き詰まったスリランカの債務について、日本が主導して債権国会合を発足させることが決まりました。
しかし、ウクライナ情勢を巡る参加国の主張の隔たりは大きく、会議の成果をまとめた共同声明が5会合連続で採択されなかったほか、会議の内容をまとめる議長総括も発表されませんでした。
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