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カムチャツカ半島で大規模噴火 「航空路に影響の可能性」火山灰でエンジン止まる恐れ(2023年4月12日)
ロシア極東のカムチャツカ半島で噴火したシベルチ火山による被害が深刻化しています。周辺では火山灰が10センチ以上の高さにまで積もるなど、今回の噴火で集落の姿が一変しました。
噴煙の高さは一時20キロにも達し、「火山雷」と呼ばれる煙の中で生まれる雷も発生。爆発の強さからか噴煙を取り囲むような帯状の雲も。火山灰は集落を覆い…。
火山付近の住民:「午前9時です。灰が降っています。『おそらくシベルチ火山が噴火している』と言っていました。外は何も見えません。まるで夜のようです」
夜が明けて、すでに数時間以上過ぎても外は暗闇の状態。雪のように灰が降り注ぎます。
11日午前1時ごろ、ロシア・カムチャツカ半島にあるシベルチ火山が噴火。衛星からみると、噴火の瞬間、黒い煙の柱が覆っていた雲を貫き、吹き飛ばしている様子が確認できます。
火山付近の住民:「午前10時40分です。灰は1時間半にわたって降り続けています。ようやく空は明るくなりました」
噴煙が収まり外に出ると集落の姿は一変。一面茶色い火山灰に覆われていました。まるでゴーストタウンのように人の姿はなく、不気味な風の音だけが周囲に響き渡っています。
カムチャツカ半島にはおよそ30万人が暮らしているといわれ、火山に近い集落では10センチ以上の灰が降り積もった場所も確認されました。
バスも走行しようとしますが。灰ですぐに動けなくなってします。重機がないと身動きが取れません。住民の中には降り積もった灰で雪だるまならぬ灰だるまを作る人も。そしてその下に書かれた文字「110423」と読め、噴火が起きた日、2023年4月11日を表しているとも。
灰の中に体をうずめ、その感触を確かめようとする人も。
WWF気象学者、アレクセイ・ココーリン氏:「(今回の噴火は)ヨーロッパや北半球だけでなく、南半球にも影響が及ぶ可能性」
気象学者によれば今回の噴火で最大で2年間、およそ0.1℃気温を低下させる可能性を指摘。わずかではありますが地球規模で影響を及ぼす危険性も。
では、今後、日本への影響はあるのでしょうか。
噴煙の高さは、一時20キロに達したカムチャツカ半島で起きた噴火。
日本発着の多くの便がカムチャツカ半島のそばを通過していて、専門家は航空機の影響を懸念しています。
シベルチ火山に詳しい北海道大学・中川光弘特任教授:「アジアと北米を結ぶ航空路に火山灰が漂う可能性が大きい」
火山灰により航空機のエンジンが止まる危険性もあり、気象庁が付近を避けて飛行するよう呼び掛けています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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