100点近く…アメリカ『機密文書』大量流出か “ロシア寄り”に一部改ざんも?(2023年4月11日)

100点近く…アメリカ『機密文書』大量流出か “ロシア寄り”に一部改ざんも?(2023年4月11日)

100点近く…アメリカ『機密文書』大量流出か “ロシア寄り”に一部改ざんも?(2023年4月11日)

アメリカ国防総省の“機密文書”が、流出したとみられることが明らかになりました。

ニューヨーク・タイムズ(7日付):「アメリカの国家安全保障上の秘密を詳細に記したと思われる機密文書が、SNSに公開された」

そこには、敵国はもちろん、同盟国にさえ漏らしてはいけない情報もあります。文書は100点近くあり、北朝鮮情勢の分析だったり、中国の動向予測だったりと多岐にわたるそうです。

特に衝撃を与えたのが、2月に国防総省が作成したウクライナ軍の分析。防空システムがどこに配置されているか、地図上に記しつつ、こんな分析評価をしています。
国防総省作成の文書:「ウクライナの防空システム用のミサイルは枯渇し、5月23日には対空防衛力が全面的に低下するだろう」

ニューヨーク・タイムズによりますと、ほとんどの文書が本物だと政府高官が認めているそうですが、一部は“ロシア寄り”に改ざんされているといいます。

外国人閲覧禁止になっている文書も漏洩していることから、アメリカ人職員の関与も疑われているそうです。

数カ月前の情報だとしても、敵に手の内がバレてしまうのは、ウクライナにとって由々しき事態です。しかも、これから反転攻勢を仕掛けようと準備しているタイミングです。CNNは、ゼレンスキー大統領に近い関係者への取材で、「ウクライナが軍事計画の一部変更を強いられている」と報じています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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