ロシア“飛び地”巡り新たな“火種” リトアニアの準備は…(2022年6月25日)

ロシア“飛び地”巡り新たな“火種” リトアニアの準備は…(2022年6月25日)

ロシア“飛び地”巡り新たな“火種” リトアニアの準備は…(2022年6月25日)

ロシア政府は「報復」を宣言しています。
ロシアの貨物輸送が制限を受けることに…。
対象となるのは、EU諸国に囲まれた、ロシアの飛び地で、重要な軍事拠点でもあるカリーニングラードへの物資です。
リトアニアは、自国を経由する貨物がEUの制裁の対象となると発表。貨物の半分ほどが対象となりロシアは激しく反発しました。

ロシア・パトルシェフ安全保障会議書記21日
「リトアニア国民に深刻な悪影響が及ぶだろう。」

怒りをあらわにするロシアに対し…。

リトアニア・ナウセーダ大統領 22日
「私たちは準備できています。」

幾度かの軍事介入を経験したリトアニア。大統領の言う“準備”とはどんなものなのか。
ロシアのウクライナ侵攻直後、準軍事組織へ参加を希望する人が急増したそうです。

ライフルマン・ユニオン パペチキス地域会長
「ウクライナ侵攻からたった2日で、志願者の数は10倍になった。」

現在、1万5000人が参加し半数は女性。訓練内容は正規軍と同じです。
リトアニアには、NATO軍も駐留し共同で訓練しています。“火種”となりかねないロシアの反応については…。

ライフルマン・ユニオン パペチキス地域会長
「ロシアを恐れてはいない。NATO軍とともに、国を守る準備は整っているのです。」

リトアニアでは、旧ソ連時代の記念碑や彫像を撤去する動きが加速しています。さらに…。

ライフルマン・ユニオン パペチキス地域会長
「依存関係は断ち切りました。もう、ロシアの石油もガスも輸入していない。」

エネルギーのロシア依存から脱却すべく、ポーランドから電気やガスの供給を受けられるよう準備を進めてきました。

一方、今回の問題についてプーチン大統領は、まだ言及していません。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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