「職場結婚」2割に減少…若者敬遠「仕事と恋愛は別に」 “セクハラリスク”も(2023年4月10日)
結婚のきっかけについて、かつて「王道」とも言われた職場恋愛の割合が、この30年でおよそ4割減ったことが分かりました。
■若者敬遠…“セクハラリスク”も
30代 女性:「(夫とは)職場で出会いました。(職場の)教育係みたいな感じで」
配偶者と「職場や仕事」で知り合った人の割合は、1990年代には全体の3分の1以上を占めていましたが、最新の調査ではおよそ2割にとどまっています。
最近では、新型コロナの影響で出会いが減ったことに加え、職場結婚に対する若者の意識の変化もあります。
学生時代から付き合っているというカップルは…。
社会人3年目:「仕事と恋愛は、ちょっと別に」
新社会人の女性は…。
社会人1年目:「後々面倒くさいことになっても嫌なので、避けたいです」
婚礼サービス会社の調査によりますと、2017年度の新社会人で「社内恋愛をしてみたい」と回答した人は38.2%でしたが、2022年度の新卒を対象にした調査では32%に減少しています。
また、男性からはこんな声も上がっています。
SNSから:「職場の若い子を飲みに誘おうかと思ったけど、セクハラにならないか不安で誘えない」
独身研究家 荒川和久さん:「1990年代に、日本で最初のセクハラ裁判の判決が出た。下手に何かをして、訴えられたら困るよねって話になるから。社内結婚・職場結婚って、もう論外だよねみたいな話になってしまう」
かつては仲人を務めることも多かった上司が、部下のプライバシーに介入しなくなったことも、職場結婚が減った要因の一つだということです。
(「グッド!モーニング」2023年4月10日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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