火事や濁流に取り残された重機も…“春の嵐”で列島大荒れ(2023年4月7日)

火事や濁流に取り残された重機も…“春の嵐”で列島大荒れ(2023年4月7日)

火事や濁流に取り残された重機も…“春の嵐”で列島大荒れ(2023年4月7日)

7日は、列島を通過している前線の影響で、大荒れの一日でした。

東京都心では、帰宅ラッシュの時間帯に横殴りの雨がピークを迎えるなど“春の嵐”が直撃しました。

長野県塩尻市では7日午前4時ごろ、火災が発生。住宅7軒に燃え広がり、そのうち3軒が全焼しました。焼け跡から1人の遺体が見つかっています。
近くの住民:「南風で、割と強めが吹いていた。順々に燃え移って行った感じ。バケツで水を掛けようとしたけど、あまり効果なかった」
7日朝の長野県内は、最大瞬間風速が17メートルを超えていたところもありました。

大阪の春の風物詩・造幣局の『桜の通り抜け』も、あいにくの雨です。茨城県の国営ひたち海浜公園。ネモフィラの青で染まった丘は、さえぎるものがないため、吹きすさぶ風にさらされることに。
観光客:「風が強すぎて、歩くのが大変」

埼玉県三芳町では、木の枝が電線にひっかかってトラックが通れない状況となり、渋滞が発生しました。
撮影者の栗原さん:「電線に、もたれかかるように折れて、トラックとか大きい車は通れない。大型トラックだと迂回が難しい道路なので、大変」

今年、一番の大雨となったところもあります。愛媛県宇和島市では、一時、大雨警報が出されました。大洲市では、水位が増した川に重機が取り残されていました。建設会社によりますと、避難させようにも危険な状態で、間に合わなかったそうです。高知県香美市では、24時間雨量が、全国で一番の大雨となりました。

8日は、東日本や北日本で大気の状態が、非常に不安定になる見込みで、竜巻や落雷、雹にも注意が必要です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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