原子炉を支える土台が幅広く損傷…福島第一原発の内部調査 最新の映像を公開(2023年4月5日)
東京電力は福島第一原発1号機の内部調査を行い、最新の映像を公開しました。原子炉本体を支える土台のコンクリートも幅広く損傷していました。
東電はカメラ付きの水中ロボットを先月28日から4日間、1号機の原子炉の土台部分にあたる「ペデスタル」の内部に投入して映像を撮影しました。
調査範囲は円筒形の土台内部の約半分でしたが、床から高さ約1メートルの範囲でコンクリートが溶けて鉄筋がむき出しになっている生々しい姿を捉えました。
今回、調査できなかった残る半分も溶け落ちたデブリの熱で同様に損傷しているとみられます。
ペデスタルは原子炉本体である圧力容器を支える役割を果たしていますが、東電は今後ペデスタルの強度について評価するとしています。
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