「最も深い場所」で泳いでいる魚を撮影 ギネス世界記録に認定(2023年4月5日)
「最も深い場所」で泳いでいる魚が確認され、ギネス世界記録に認定されました。
薄明りに照らされた海底を泳ぐ1匹の魚。「スネイルフィッシュ」と呼ばれる深海魚の仲間です。
去年8月、東京海洋大学などの国際研究チームは伊豆・小笠原海溝を調査した際、この魚の姿を捉えました。
魚が生息できる限界の深さは水深8400メートルと考えられていますが、この魚が撮影されたのは水深8336メートルの地点です。
これが今回、「最も深い場所で確認された魚」としてギネス世界記録に認定されました。
東京海洋大学・北里洋博士:「本日は非常にワクワクする賞をいただき、ありがとうございます。そこまで一気に記録がいったのかと驚きをもって(スネイルフィッシュの)映像を見させていただいた」
研究調査の責任者を務めた東京海洋大学の北里洋博士は、今回の調査ではスネイルフィッシュの発見だけにとどまらず、日本近海の生物の多様性など新しい発見がたくさんあったと話しました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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