江ノ島駅構内ど真ん中に…車が直角状態に線路ふさぐ(2023年4月5日)

江ノ島駅構内ど真ん中に…車が直角状態に線路ふさぐ(2023年4月5日)

　駅構内、線路のど真ん中に車が侵入。江ノ島電鉄が一時、運転を見合わせました。

■なぜそこへ？江ノ電　線路ふさぐ

　江ノ島駅のホームから撮られた写真には、駅のホームの一段下がった線路上に横を向いて線路をふさぐような形で止まった軽自動車が…。

　4日午後9時前、江ノ島電鉄江ノ島駅の利用者から通報があり、警察が駆け付けると、駅のホームの中ほどの線路上に軽自動車が進入していました。

　警察官や駅員たちが軽自動車の撤去を試みますが、前後には動かしやすい車ですが、その方向はホームが妨げになります。車体を持ち上げて少しずつ横に動かしていきます。

　不可解なのは軽自動車の向きです。東西に続く駅のホームや線路に対し、進入した軽自動車は線路とは直角に北側から進入したような形で前方を南側に向けた状態で止まっています。撤去後、近くで車体の傷を見てみると、フロントガラスもスライドドアも車体後部もすべての損傷が右側に集中していることが分かります。

■駅“ど真ん中”車が直角状態に

　江ノ島電鉄によりますと、駅ホームのカメラに進入の一部始終が映っていたといいます。軽自動車は駅の東側、約150メートルの線路が路面を走る箇所付近から勢いよく走ってきたといいます。北側の線路の上を走っていたといいますが、軽自動車は急に左にハンドルを切ったような挙動を見せると、その勢いで車体右側を下にして線路上に横転したといい、その際、車体右側に傷ができたとみられます。軽自動車を運転していたのは20代の男性でした。

　運転手らしき人物を目撃した人：「黒いシャツを着ていて、男性で、お酒が入っている感じとか（はなく）結構、落ち着いていた」

　警察によりますと、男性は事故後も受け答えはできる状態だったといい、在宅で話を聞いているということです。
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