“新”観光立国計画で消費どう拡大?訪日客お金の使い道(2023年4月4日)

“新”観光立国計画で消費どう拡大?訪日客お金の使い道(2023年4月4日)

“新”観光立国計画で消費どう拡大?訪日客お金の使い道(2023年4月4日)

 5日から中国からの入国も緩和されますが、政府は観光復活への新たな計画を閣議決定しました。インバウンドの本格再開に向けて今、何が必要なのでしょうか。

 3日、政府は中国からの入国者に対する水際措置の緩和を発表。来月8日には新型コロナウイルスが「5類」に引き下げられ、すべての水際措置が終了することとなりました。

 街には、すでに規制が緩和された国からの観光客があちらこちらに。人気観光地では、コロナ前の姿が戻ってきたかのようなにぎわいが…。

 そうしたなか、先週に政府が閣議決定したのは…。

 岸田総理大臣:「2025年に向けて観光のV字回復を図ります」

 6年ぶりの改定となる観光戦略の新たな基本計画。質の向上を重視することでインバウンドの本格的な回復を図るとしていて、そのための具体的な目標が示されたのです。

 岸田総理大臣:「外国人旅行者1人あたりの旅行消費額をコロナ前から25%増の20万円」

 コロナ前、1人あたり約16万円だった外国人観光客の消費額を2025年に“20万円”に増加させようとのこと。

 また、地方での宿泊数についても1.4泊から2泊に増やすことを目指すとしています。では実際に今、日本に来ている観光客はどのくらいお金を使ってくれているのか直接聞いてみることに。

 フランス人:「予算は家族で2000から3000ユーロ(29万から44万円)。日本文化や記念建造物、国の歴史が知りたいです」

 メキシコ人:「サクラを見たり、ショッピング、日本の人々を知りたいです。大体、1人1000ドル(約13万円)。(使い道は)良いサービス、例えばおいしい食事、素敵な服などです」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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