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新入社員が入社式で突然…“退職届” 「読んで良かった」取り組み始めた“狙い”(2023年4月4日)
新年度最初の平日となった3日、多くの企業や団体で、入社式が開かれた。神奈川県のある企業では、新入社員が退職の意思を表明した。一体、何があったのだろうか?
■新入社員が“退職届”「読んでよかった」
神奈川県鎌倉市にあるゲームや広告などを手掛ける企業「面白法人カヤック」では、新入社員が人力車に乗って入社式会場に登場した。
3日は、多くの企業や団体が入社式を行った。今年は8割を超える企業が、対面で実施したという。
面白法人カヤック 貝畑政徳代表取締役CTO:「皆さん、これから20代今まで色々してきたと思うんですけど。これからの今後のクリエーターとしての人生も、どういった情報を自分に入れるかというところがとても大事なので。毎日無駄にしないで生きてほしいなと思います」
真剣な面持ちで話を聞く新入社員たち。そして、ここで突然、入社した新入社員が、これから退職届を読むという。
面白法人カヤック 新入社員 小川功毅さん:「私、小川功毅は言葉を尽くさずとも伝わる、伝えられるようになったということから『カヤック』を退職いたします」
この会社では、2019年から入社式で「退職届」を読むという取り組みを始めた。その狙いは?
面白法人カヤック 広報部 梶陽子氏:「決して辞めてほしいわけでは本当になくて。終わりを考えてみると、今しなきゃいけないことだったり、これからすることが見えてくるのではないかと思い、退職届を入社式で読むというのが始まりました」
また、社員の仕事に対するやる気を高め、長く働いてほしいという狙いもあるという。
実は今、日本企業においては、働き手の仕事への充実感・達成感の低さが課題となっている。
経済産業省によると企業の従業員エンゲージメント、つまり「企業の目標に対する従業員のやる気」は世界平均では20%のところ、日本は5%と世界の最低水準にあるという。
小川さん:「(Q.退職届を書いた感想は?)日々の仕事をこなすというか、やるだけじゃなくて、自分のキャリアとか社会設計に向かって、自分が成し遂げたいこととか、会社でどういうふうになっていきたいのか。より前向きに取り組めそうだなという気持ちが湧いてきたので、読んで良かったなと思います」
(「大下容子ワイド!スクランブル」2023年4月4日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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