“ANAシステム障害” 春休みの羽田空港が大混乱 怒号も…55便欠航 約6700人に影響(2023年4月4日)
全日空の国内線システムに障害が発生し、一時、搭乗手続きができなくなりました。55便が欠航し、およそ6700人に影響が出て、春休み真っただ中の羽田空港は大混乱となりました。
■手続き再開も長蛇の列 係員に“怒号”も
係員：「大変ご迷惑おかけして申し訳ございません。ただいま時間ごとに、ご案内をさせていただいております。ひとまず午後3時59分までに出発のお客様はお荷物のお預けができます」
3日午後2時10分ごろ、全日空の国内線の予約・販売や搭乗手続きに関するシステムに不具合が発生。羽田空港内では、怒声が飛ぶ場面もありました。
1時間後の午後3時10分ごろからバックアップシステムで手続きができる状態になりましたが、チェックインカウンターや保安検査場の前には長蛇の列ができました。
全国の空港で多くの便に遅れが出たため、時間が経過しても一向に混雑は解消されません。
■不具合の原因は…分からず調査中
さらに、羽田空港を発着する便を中心に、午後6時以降のほぼすべてにあたる55便が欠航し、およそ6700人に影響が出ました。
男性（54）：「単身赴任先に札幌から戻るところで、経由便で来たんですけど。飛ぶ時は大丈夫だって来たんですけど、ここ来たら欠航だって言われて困ってます。もう飛ばないって言われたので、泊まるしかないですね」
女性（18）：「（Q.きょうは何をしに来た？）入社式です」「今、欠航になって、急いでJALに乗り換えようという感じです。日帰りで帰らないと、あす仕事だから」
女性：「結婚式があって、その披露宴がきのうだったので、一泊してきょう帰る予定だったんですね」「まいったなというのがありますね。でも、仕方ないし」
これまでのところ、不具合の原因は分かっていませんが、4日は沖縄と石垣、新千歳と関西空港を結ぶ2便が遅れるのを除いて通常通り運航する予定だということです。
（「グッド！モーニング」2023年4月4日放送分より）
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