訪中の台湾・馬英九前総統が中国側政策担当者と会談(2023年3月31日)
台湾の総統経験者として初めて中国を訪れている馬英九前総統が中国の台湾政策の担当者と会談しました。中国側の担当者は「我々は一つの家族だ」と何度も強調しました。
馬英九氏は30日、湖北省の武漢市で中国の台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室の宋涛主任と会談しました。
宋涛氏は「我々は一つの家族で、家族内のことは家族でよく話し合おう」とアメリカなどの干渉を受けない考えを強調しました。
一方の馬英九氏も「コロナなどで台湾海峡の両岸の交流が中断し、敵意が高まっていることを心配している」と述べ、交流が重要だとしました。
来年1月に台湾の総統選挙を控えるなか、中国側は対話路線の野党・国民党の馬英九氏を手厚くもてなし、対立路線の与党・民進党を牽制(けんせい)しています。
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