21年の給与総額 3年前より増もコロナ前の水準戻らず(2022年2月8日)
去年1年間の労働者1人あたりの現金給与の総額は、おととしよりも増加したものの、新型コロナ以前の水準には戻っていないことが分かりました。
厚生労働省の「毎月勤労統計調査」によりますと、去年1年間で名目賃金を示す働く人1人あたりの現金給与の総額は31万9528円で、前の年より0.3%増えました。
新型コロナの感染拡大の影響で大きく落ち込んだ、おととしからの反動が出た形ですが、感染拡大前の2019年と比べると、水準は低いままです。
また、業種別の現金給与の総額は、宿泊・飲食サービス業で前の年より0.3%減りました。
厚労省は「賃金水準の低いパートタイムで働く人の比率が増えたのが要因」と分析しています。
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