8年ほど前を最後に…訓練“実施しておらず”と判明 京都・保津川下り転覆事故 新たに遺体発見、40歳の船頭男性か|TBS NEWS DIG

8年ほど前を最後に…訓練“実施しておらず”と判明 京都・保津川下り転覆事故 新たに遺体発見、40歳の船頭男性か|TBS NEWS DIG

8年ほど前を最後に…訓練“実施しておらず”と判明 京都・保津川下り転覆事故 新たに遺体発見、40歳の船頭男性か|TBS NEWS DIG

京都の「保津川下り」で船が転覆し船頭の男性が死亡した事故で、きょう、現場の下流付近で1人の遺体が見つかりました。警察は行方不明となっていた別の船頭とみて確認を急いでいます。

記者
「現在、午前11時過ぎです。行方不明者とみられる方がブルーシートにくるまれて船に引き上げられています」

消防などによりますと午前11時ごろ、京都の「保津川下り」で船が転覆した事故現場から400メートルほど下流の川の中から1人の遺体が見つかりました。

事故をめぐっては、船頭の田中三郎さん(51)が死亡し、別の船頭の男性(40)が行方不明になっていましたが、警察は遺体が行方不明の船頭の男性とみて調べています。

新たな事実も少しずつ分かってきました。

保津川遊船企業組合 豊田知八 代表理事
「心よりお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした」

運航組合によりますと、国交省のガイドラインでは船に無線機を設置することが望ましいとされていますが、転覆した船には設置されておらず、転覆した後、無線機を積んだ後続の船が10分後に現場から無線で組合に連絡。

無線の電波状況が悪かったことなどから、情報の伝達がうまくいかず、最終的に消防への通報が事故から30分以上後だったことが分かりました。

さらに…

保津川遊船企業組合 豊田知八 代表理事
「(Q.乗客の方が川に落ちてしまった後の訓練は?)やるときに急に緊急が入ったり、色々あってその日の訓練ができないことが続いて、少し途切れてしまった。そしてコロナ禍になってやってなかった」

船が転覆して客が川に落ちた想定での救助訓練について、「8年ほど前を最後に実施していなかった」ということです。

国の運輸安全委員会は午後2時半ごろから転覆現場などを訪れていて、事故原因を調べています。

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