工藤会総裁の野村悟被告らを特殊詐欺被害の70代~80代女性らが提訴 “代表者責任”問えるか 約1370万円の損害賠償求める|TBS NEWS DIG
特殊詐欺の被害に遭った高齢の女性らが、特定危険指定暴力団「工藤会」のトップに損害賠償を求める裁判を起こしました。
訴えたのは2019年に特殊詐欺事件の被害に遭った関東地方に住む70代から80代の女性4人です。
この事件では、「工藤会」傘下組織の構成員の男が「指示役」として逮捕され、実刑判決が確定していますが、女性らは「工藤会」総裁の野村悟被告(76)にも暴力団対策法にもとづく代表者の責任があるとして、きょう、野村被告と構成員の男ら3人におよそ1370万円の損害賠償を求める訴えを横浜地裁に起こしました。
弁護団によりますと、工藤会に対して、特殊詐欺事件の組織的な責任を問う民事訴訟は全国で初めてだということです。
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