「竹田元会長に560万円を準備」も受領断られる 収賄罪で起訴の元コンサル会社代表が初公判で証言 五輪汚職事件|TBS NEWS DIG
東京オリンピック・パラリンピック汚職事件で新証言です。大会組織委員会元理事の知人の初公判が開かれ、JOC=日本オリンピック委員会の竹田恒和元会長に賄賂を渡そうとして断られたいきさつが明らかになりました。
大会組織委員会元理事・高橋治之被告(78)の知人の松井譲二被告(75)は、高橋被告とともに広告大手「ADK」からおよそ2000万円の賄賂などを受け取った収賄の罪に問われ、きょうの初公判で起訴内容を認めました。
検察側は、冒頭陳述で松井被告の会社の口座が賄賂の受け取りに使われたと指摘しました。2015年には、同じく高橋被告の知人であるJOCの竹田恒和元会長が松井被告と会食した際に松井被告の口座をオリンピックに関連して「使わせて欲しい」と打診していたと検察は主張しました。
検察側は、松井被告と高橋被告が賄賂を竹田氏も含めた3人で三等分することに合意していたとしています。
ただ、その後の被告人質問で、松井被告は竹田元会長に実際に現金560万円あまりを渡そうとしたところ「受け取らなかった」とも述べました。
こうしたやりとりが明らかにされたのは初めてのことで、今後の高橋被告の裁判への影響なども注目されます。
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