サイバー攻撃受けた病院『給食業者が侵入経路』『パス使い回し被害拡大か』調査報告書(2023年3月28日)
サイバー攻撃を受けた大阪の病院が、調査結果をまとめた報告書を公表しました。
大阪市住吉区の大阪急性期・総合医療センターは、去年10月にサイバー攻撃を受けて電子カルテのシステムに障害が発生し、外来診療や手術を一時中止するなどしました。
原因を調査していた外部の有識者らは3月28日に調査報告書を公表。外部の給食業者がウイルスの侵入経路になったとして、業者とつながる院内のサーバーで使われていたID・パスワードが他のサーバーでも使い回されていたことなどから被害が広がった可能性がある、ということです。
(大阪急性期・総合医療センター 嶋津岳士総長)
「この報告書は公表いたしますので、日本中の病院においても、それぞれの施設でITセキュリティーの評価・改善をするうえで参考にしていただければ」
大阪急性期・総合医療センターは再発防止策として、サーバーごとに異なるパスワードを設定して、電子カルテシステムにもウイルス対策ソフトをインストールしたということです。
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