台湾の総統経験者 “史上初”中国本土へ…来年に総統選挙 “歴史的”訪中アピールか(2023年3月28日)
中国・上海の空港に降りたったのは、台湾の馬英九前総統です。
中国側と対話路線を取る野党・国民党の馬氏は、総統だった2015年に中国の習近平国家主席と首脳会談を行うなど、親中路線を進めました。
台湾の総統経験者が中国本土を訪問するのは、1949年の分断以降初めてです。
馬氏:「若者の熱意と交流によって、両岸(中国と台湾)の現在の雰囲気が改善し、平和がより早く訪れることを願っています」
台湾は総統選挙を来年に控えていて、馬氏はあくまで私的な目的としていますが、歴史的な訪中をアピールする狙いで、中国側も厚遇する構えです。
一方、中国に対立的な与党・民進党の蔡英文総統は、中国が切り崩しを図る中米を29日から訪問します。
給油を理由にアメリカに立ち寄る予定で、マッカーシー下院議長と会談する見通しとの報道も出ています。
(「グッド!モーニング」2023年3月28日放送分より)
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