過去最大“リーマン超え”米・中小銀行預金15兆円流出…バイデン大統領は沈静化に躍起(2023年3月27日)

過去最大“リーマン超え”米・中小銀行預金15兆円流出…バイデン大統領は沈静化に躍起(2023年3月27日)

過去最大“リーマン超え”米・中小銀行預金15兆円流出…バイデン大統領は沈静化に躍起(2023年3月27日)

 今月10日のアメリカ、シリコンバレー銀行の経営破綻に端を発し、世界の金融市場に広がった信用不安。

 アメリカで2つの銀行が破綻した15日までの1週間に、中小規模の銀行全体で1200億ドル、日本円でおよそ15兆7000億円もの預金が流出したことが、FRB(連邦準備制度理事会)の統計で明らかになりました。

 これは過去最大の流出額で、リーマンショックにつながるサブプライムローン問題が浮上した2007年3月の2倍を超える額です。

 相次ぐ破綻で預金者の不安が高まり、預金を引き出して大手銀行などに移す動きが広がったためとみられます。

 バイデン大統領は、沈静化に躍起です。

 バイデン大統領:「事態が落ち着くまで少し時間がかかると思いますが、大混乱になるようなことは何もないでしょう。しかし、この件に関して不安を抱えていることは理解しています。中堅銀行は、生き残らなければなりません」

 バイデン大統領は、銀行がさらに破綻するなど金融不安が続くと判断した場合、引き続き特例的な預金保護の措置を講じる考えを示しました。

(「グッド!モーニング」2023年3月27日放送分より)
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