【WBC】“メキシコのヌートバー”に警戒 大谷翔平は“その先”に言及(2023年3月20日)

【WBC】“メキシコのヌートバー”に警戒 大谷翔平は“その先”に言及(2023年3月20日)

【WBC】“メキシコのヌートバー”に警戒 大谷翔平は“その先”に言及(2023年3月20日)

 WBCメキシコ戦を前に、侍ジャパンは、決戦の地・フロリダで“決起集会”を開きました。注目の大谷選手は、準決勝を前に、その先の決勝戦で登板する可能性に言及しました。

■WBC準決勝 先発は佐々木朗希

 栗山英樹監督(61):「あすの先発は佐々木朗希投手です。日本が誇る何人かのピッチャーの1人で、こういう場所でどんなピッチングをしてくれるのか。こういうピッチングをしてほしいというのではなく、彼が持っているものをそのまま出してもらって、世界中の野球ファンに楽しんでもらいたい」

 メキシコ戦は『我慢の試合になる』と語った栗山監督。準決勝の先発に指名された佐々木朗希は、試合会場のマウンドに足を運び傾斜や土の感触などを確かめていました。野手陣はヌートバーなどがグランドに姿を見せ、調子が上向いてきた村上宗隆や岡本和真はシートノックを行い、ボールの跳ね方やフライの見え方などをチェック。そして、大谷翔平。バッティング練習は行わず外野でキャッチボールなど軽めの調整をしていました。

 佐々木朗希投手(21):「直接、(メキシコと)プエルトリコの試合を観て、非常にスイングが鋭くて一発もある打線だと思う。長いイニングというよりも後ろに良いピッチャーがたくさん控えているので、最少失点でゼロで抑えることが大事になってくると思うので、球数を気にするよりも一つ一つアウトを積み重ねていってゼロに並べられたらと思う」

■“メキシコのヌートバー”に警戒

 佐々木がスタジアムに足を運んで観戦したという準々決勝のメキシコ対プエルトリコ。初回に4点を先制されながら逆転勝ちしたメキシコの強力な『上位打線』に警戒が必要だと、元日本代表の川崎宗則さんは指摘します。

 元日本代表・川崎宗則氏:「メネセス選手も日本でオリックスでプレーしていたので、そういう意味で日本のピッチャーのことをよく知ってます。なので、メキシコの選手たちに日本の投手はこういう球が多いよということを伝えていると思う。バッティングでも調子良いですが、選手たちのスコアラーというか、作戦面でも彼が色んなアドバイスをすると思う」

 メキシコ打線の中核を担うメネセスは、かつてオリックスに所属し吉田正尚や山本由伸のチームメイト。1次ラウンドで優勝候補のアメリカを破った立役者でホームラン2本、5打点と大活躍。現在メジャーリーグナショナルズのレギュラーで日本が最も警戒するべき選手の1人です。

 他にもレイズのアロザレーナはチームを牽引(けんいん)するリードオフマン。準々決勝のプエルトリコ戦ではファインプレーを見せ、攻守にわたって躍動しました。

 元日本代表・川崎宗則氏:「彼が非常に調子が良いので、どう止めるかがカギになってくる。大谷選手より打っていて(アロザレーナは)成績が良いので。ヌートバー選手と同じように『切り込み隊長』でヌートバー選手と同じように調子が良いです」

 現代表はメキシコ史上最強チームとの呼び声も高く、WBC初制覇を目指し快進撃を続けています。

■大谷翔平は“その先の決勝登板”に言及

 一方、侍ジャパンは先発・佐々木に加えリリーフとして登板する可能性がある山本由伸も投球練習。日本球界で最強と言われる2人の投手にメキシコ封じの期待がかかります。

 栗山英樹監督(61):「我々はアメリカに来てメジャーリーグでやっている選手を倒したいと思ってやってきたので、アメリカに来て勝つんだという思いでやっているので、そういうのはすべて環境が違っても言い訳にしかならないので、それもひっくるめて今の選手たちだったら乗り越えてくれると思っている」

 大谷翔平選手(28):「もう勝つだけだと思っています。ピッチャーが抑えてくれると信じていますし、あとはバッターがどれだけ楽にさせてあげられるかが勝負かなと。明日は間違いなく問題なくみんなが計算通りにいけば、間違いなく勝てる試合じゃないかと思う」「(Q.決勝で投げる可能性は1%でもある?)もちろん、先発はないと思いますし、中継ぎでいく準備はもちろんしたいと思いますけど、もう自分の体と相談しながら決めたいと思います」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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